*mML第２２０号 [#meaf9e28]

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【修得の難易度】★〜★☆レッジェーロエーセスなど風変りなプロットのマジックを楽しむ！

　今月号は、「レッジェーロエーセスなど、風変りなプロットのマジックを楽しむ！」と題しまして、計４手順をご紹介いたします。


　最初の「オイル＆ウォータープレリュード・プラス」は、加藤英夫氏の作品をゆうき流にアレンジしたものです。オイル＆ウォーターなのですが、徐々に段階を踏んでゆっくりと分かれていく様を見せる、という変わった現象となっています。既存のプロットの枠組みの中でもひねりを加えることでまた違った印象のマジックとなる好例と言えるでしょう。しかもこれをほぼセルフワーキングで達成している点が驚きです。手法と現象が緻密に重なり合った作品です。
　続く「ノーフェイス」は、ベン・ハリスの作品を基に、セットをシンプルにし演じやすく改案されたエースオープナーの手順です。原案より圧倒的にやりやすくなっています。瞬間的ですが、カードを返しながら現す動きもユニークで、観客はメカニズムを追うことはできません。ユニークで実用的、便利にお使いいただけます。


　「レッジェーロエーセス」は、プログレッシブエーセスとエレベーター現象を掛け合わせたような独特のプロットで、連続的に段階を追う面白さがあります。骨格としてはフォアエースを使ったエレベーターカードなのですが、単純な移動ではなく交換現象を示唆する演出となっており、また、徐々に枚数を増やして不可能性を高めていく点が特徴。しかもやや複雑な現象構成を、比較的平易、かつすっきりした形で解決しています。
　「アイリス」は、目玉カードというシンドウ氏考案のユニークな題材を活かして、ゆうき流の演じやすいシンプルな手順にまとめあげた作品。「視線を感じる」とか「目で合図する」と言った表現がありますが、それを絵の中の目が行ってくるため、楽しい中にも少し背中がゾクっとするようなところもあるアイデアです。ぜひお楽しみください。


　「ゆうきとものオススメマジック」のコーナーでは、ライプチヒの「ポケットから」のバリエーション演出を紹介しています。原案は初心者向きの書籍などでもたまに紹介されていますが、実際に演じてみると案外難しい部分を持っています。ダローの演出を加え、より分かりやすく演じやすくした形でご紹介していますので、ぜひ試してみてください。いわゆる「講習用」のネタとしても好適です。
　「実践派のためのクイックマジック」では、「ファルブズの水と油」を解説。錯覚をうまく活用して、ほぼオートマチックで演じられるように構成された手順だけに、易しく、かつテクニカルな怪しさがありません。オイル＆ウォーターの一手法として、覚えておいて損はありません。


***特集：徐々に分かれるオイル＆ウォーター！[#a1462a57]

:[[オイル＆ウォータープレリュード・プラス]]（[[加藤英夫]]／[[ゆうきとも]]）|赤いカードと黒いカードをそれぞれ４枚ずつ抜き出し交互に混ぜます。時間が経つと徐々に分離していき、最後には綺麗に分かれてしまいます！


:[[ノーフェイス]]（[[Ben Harris]]／[[ゆうきとも]]）|シャッフルしたデックから、4枚のAが瞬間的に取り出されます！


***目玉カードの視線で当てる！[#i1b00a14]

:[[レッジェーロエーセス]]（[[片倉雄一]]／[[Jean-Pierre Varallino]]／[[ゆうきとも]]）|４枚のAがを示し、1枚をデックの中ほどに差し込みます。もう1枚をトップに重ねると、そこに中央のエースも上がってきて、2枚が揃います。その2枚をデックにバラバラに混ぜ、さらに別のエースをトップに置くと、2枚がトップに上がってきて、3枚のエースが揃います。同様に、最後は3枚をデックに混ぜますが、4枚のエースが勢揃いして現れます！

:[[アイリス]]（[[シンドウ]]／[[ゆうきとも]]）|観客が、4枚のから1枚を全く自由に選びます。選ばれたAがどれであるか、マジックアイ(目玉のイラストを描いたカード)に見透かされています！


***ゆうきとものオススメ・マジック[#i1b00a14]

:[[ポケットから]]|

***実践派のためのクイックマジック [#q7fae618]

:[[ファルブズの水と油]]|

**この号で収録されている技法・用語 [#u92fa0ef]
[[加藤英夫]、[[Ben Harris]]、[[片倉雄一]]、[[Jean-Pierre Varallino]]